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リフォーム 20年目のエンゲージリング

20年ほど前は、結婚を決めたカップルがフィアンセに贈るエンゲージリングは、お給料3ヶ月分のダイヤモンド・プラチナリング!が定番とされていました。エンゲージリングは結婚式が行われるまでは身に付けられ、その後はダイヤの豪華さもあり、冠婚葬祭やスペシャルな時だけ身につけられる存在となります。

そのように大切に保管されていた美しいエンゲージリングを、今のご自身に似合うデザインへリフォームしたいとお考えだったお客様。リフォームにあたって、旦那様から贈られた時のエピソードをお伺いしていると、とても大切に育まれてきた時間がダイヤモンドリングの中に詰まっているような、沢山の思い出のイメージが広がりました。

新たにリフォームされるなら、毎日身に着けていただければと思い、お客様のイメージに合うミルグレインの加工を施した Mill Diamond Cut Ringのデザインをご提案。マリッジリングとの重ね着けもイメージして、ダイヤのセッテイングの方法を相談します。薬指にはめられていたマリッジリングのデザインが流線型だったので、リングとダイヤがぶつかる心配がなく重ね着けがイメージできたため、なるべく高さを抑えて普段使いしやすいようにダイヤモンドのサイドからリングをセットしたデザインに決定しリフォームをご検討いただきました。

数日後、リフォームオーダーにご夫妻でお越しくださいました。「結婚20年目、新しいスタートとなる記念日」をお祝して旦那様のマリッジリングも新たに購入したいとお話をいただきました。最初のマリッジリングは、リングが変形してしてから着けられなくなり保管されていたそうで、そのままお持ちくださったので、店頭で整えれる範囲で下が丸い状態にお修理してお返ししました。そして新たに奥様のリフォームデザインに合わせた同ラインのデザインで20年目のマリッジリングをオーダーくださいました。

これまでのご夫妻の思い出を伺いつつ、製作させていただいたウェデイングリング。20年の時を重ねたお二人の「新しい夫婦の始まり」愛情に包まれた素敵な一時をご一緒させていただきました。有難うございます。

結婚記念日やアニバーサリーに、記念のジュエリーをリフォームしたり、ニュージュエリーを迎える喜び。家族だと、ついつい日常では当たり前になってしまう「感謝」の気持ちをジュエリーでカタチにして贈られるのはいかがでしょうか。これからの人生の特別な財産になると思います。

マリッジリングのお買い直しは、リングのお買取りも対応していますのでご相談下さい。 (N)

Diamond Cut ring

Cut Ring

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