来年建て替えになるホテルオークラ東京内にある「アルビオンアート」さんにて、プティ・セナクル主催のアンティークジュエリーの講習会に参加させていただきました。
講師をされたのはアルビオンアートの代表であり、東京芸術大学にてジュエリー史を教えられている、有川一三先生でした。
講義は、教会を思わせる音楽が静かに流れる中、目を閉じて、先生の穏やかな語り口調によって、宇宙から地球が生まれ、生命が誕生し、人類が生まれ、歴史が育まれる様をまずイメージしてスタート。その後は博物館に並んで、普通では当然手にすることのできないであろう紀元前からアールデコまでのジュエリーが次から次へと手渡される。
一人一点10秒ね!という注意もなかなか守れずつい長く魅入ってしまったり。約九十点のジュエリーに一つ一つ触れ、観て、感じた二時間でした。どれもが美しく、石も細工も素晴らしく、存在感があり、ずーっと感動しっぱなしでした。最後には部屋の明かりを消し、ダイヤモンドのティアラをペンライトのみで照らして、星空を思わせる演出。本物を観て心を震わせ、記憶に残る経験をしました。TRANSHIP JEWELRYも「わっ」と感動していただけるジュエリーをご紹介できるように更に頑張ります。(Y)
※素晴らしいジュエリーの写真をたくさん撮らせていただいたのですが、ブログなどにはアップしないでくださいねとのことだったので、写真は会場のホテルオークラ東京の写真です。