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5月の誕生石 「翡翠」ーカワセミと縁のある宝石

新年度の4月は瞬く間に過ぎ、もう5月も間近。すっかり大きくなった木々の葉と、影を落として黒く見える枝との緑と黒のコントラスト。表参道の街路樹をまぶしさとともに見上げています。

昨年5月の写真アルバムを見返してみますと、あしかがフラワーパークの藤の花、台湾旅行、中国旅行、そして根津美術館にてお茶とあやめを楽しんでおりました。この頃には緑茶から烏龍茶、紅茶まで新茶が出揃う頃なので、お茶仲間と中国広州へ。この5月も渡航予定で、これで3回目となります。

そんなフレッシュな緑のイメージの5月ですが、誕生石もそれに呼応するかの如く、翡翠とエメラルド、みどり色。今回は私のライフワークである中国旅行とも縁のある、翡翠のお話をしてみたいと思います。

そもそも翡翠って?カワセミという清らかな川辺に生息する鳥の名前とも読める文字。それもそのはず、中国で神聖な鳥とされていたカワセミの鮮やかな羽の色に由来しています。「翡」の文字は赤色を、「翠」の文字は緑色を指し、カワセミのお腹の赤さと翼の羽の緑をイメージして名付けられたと考えられています。

ヒスイ、ジェードは、緑色というイメージが強いのではないでしょうか?最近はラベンダー色もよく見かけるようになりましたが、実は翡翠には、緑色はもちろん、白色、うす紫色、赤色、オレンジ色、黄色、青色、黒色、そしてアイスジェード・氷翡翠と呼ばれる、半透明な白のものまで、実にさまざまな色合いがあります。

翡翠は硬度が6.5~7ほどですが、注目したいのは「靱性」。割れや欠けへの強さを示すこの性質は、実はダイヤモンド以上ともいわれ、耐久性に優れています。まあるく仕上げても、カットを入れても独特のつや感を楽しめますし、また、靱性のあるおかげで、繊細なカーヴィング、彫刻が楽しめるお石です。

古代から中国の王族や貴族たちは代々翡翠の装飾品を受け継いだりと、昔は特権階級の証でした。そこで中国では翡翠は、今でも大切にされている宝石なのです。私の広東省の友人も、お祖母様からの翡翠を受け継いでいました。男性でも護符として身につけているものを見せていただいたこともあります。翡翠のバングルを身につけている友人は何人も。

こうした歴史と物語を宿す翡翠は、いまの装いにも静かな存在感を添えてくれる宝石。当店でも、この季節にふさわしい翡翠やエメラルドのジュエリーをご用意しております。あたたかくお出かけ日和のこの季節、ぜひ新緑を楽しみながら遊びにいらしてください。5月の光に映えるみどりの宝石たちとともに、お待ちしております。(K)

Artline Jade Ring

Seed & red Jade Pierce

Seed & Jade Pierce

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