お祖母様がいつも身につけられていた形見のリング。マーキスカットのダイヤモンド・プラチナ・デザインリングはボリュームがあり煌きも華やかです。石の両サイドを覆うような留めと V 字デザインのセッティングは高さがあったため、普段使いするにはダイヤの印象が強すぎるリングでした。
今回は、ダイヤモンドの数もボリュームもありましたので、石のセッティングについてご提案し、細かなご要望を伺いながらデザインの打ち合わせが進められました。
お花のような、それでいてダイヤモンドが集まったようなイメージで、大胆な石使いとマテリアルのバランスについてのディスカッションが続きます。これからの未来への道、譲り受けた宝石に守られ、より良く進んでいけるようにと思いを込めてた、盾(シールド)のようなモチーフで最終デザインが決定されました。
生まれ変わったジュエリーが新しい世代へと引き継がれる、その時代のモダンなデザインは思い出とお写真に残され、リフォームされた宝石は自分達が生きる時間、そしてその後も継承されていく可能性を託してリングに仕立てられました。
長く愛していただけるデザイン、引き継がれた皆さんが手放さずに大切に身に着けたくなる宝石リフォームをTRANSHIP JEWELRYで体験いただけましたら幸いです。ご希望のご予算からのリフォーム提案も対応しております。 (N)