朝晩の気温の変化に加え、日中も過ごしやすい日が多くなり、ぐっと秋の気配を感じるようになりました。
皆さま、体調を崩さずお過ごしでしょうか。
ここ一年ほど、10年以上会っていなかった友人たちと再会する機会が、不思議なくらい続いています。子どもたちも少しずつ手が離れ、以前より自由なひとり時間をつくりやすくなったという、単なる私の環境の変化なのか。それとも、このタイミングで再び会うことに、何か意味があるのか。そんなことを、ふと考えたくなるような再会が続いています。
母になってから新しく出会った人たちがいる一方で、10代、20代という時間を共に過ごしてきた友人たち。あれからお互いを取り巻く環境も、日々の過ごし方も大きく変わりました。
若かった頃のような、エネルギーに満ちた会話や勢いは少し落ち着きましたが、久しぶりに顔を合わせると、10年以上会っていなかったはずの時間が、まるで一週間くらいのことだったように感じられます。
それでも、話し始めれば確実にそれぞれの時間は流れていて。会っていなかった年月を埋めるように、お互いの出来事を話して共感したり、自分にはなかった経験を聞いて心から驚いたり。そんな会話を重ねているうちに、いつの間にか、あの頃の感情や自分のキャラクターまで少しずつ戻ってくるような感覚がありました。
今の私も、あの頃の私も、どちらも紛れもなく自分自身。それなのに、昔からの友人といることで、普段は少し奥にしまっていた自分に再会したような、不思議な気持ちになりました。
この10年にもたくさんの出来事があり、その時々で大切なものを重ねながら、今の自分があります。だから、単に昔を懐かしんでいるのとも少し違う気がします。
一度立ち止まって、歩いてきた道を振り返ってみたら、「あ、ここにも私がいた」
そして、その隣には変わらず友人たちがいた。そんな感覚なのかもしれません。
久しぶりに会う友人たちとの時間は、何となく手に取らなくなっていたジュエリーを久しぶりに身につけたときの感覚にも少し似ています。
以前はよく身につけていたのに、ファッションや生活の変化とともに、いつしかジュエリーボックスの中で眠るようになったリングやネックレス。ところが久しぶりに手に取ってみると、あの頃とは違うテイストの服に合わせてみたり、別のジュエリーと重ねてみたくなったり。昔と同じものなのに、今の自分だからこそできる楽しみ方が見えてくることがあります。
時を経たからといって、そのものの魅力がなくなるわけではなく、自分自身が変化したからこそ、新しく気づく魅力もあるのではないでしょうか。
昔の自分が大切にしていたものを、今の自分がもう一度手に取ってみる。寄り添ってみる。それは過去に戻ることではなく、これまで重ねてきた時間ごと、今の自分に馴染ませていくことなのかもしれません。
変わらずそこにあるものに触れることで、これまで歩いてきた自分と、これからの自分が、ふとつながる瞬間があります。そんな再会を、これからも大切にしていきたいと思います。(yo)
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