先日、一泊二日で鎌倉へ行ってきました。
今の時期の鎌倉といえば、あじさいですよね。
着いてすぐに江ノ電沿いやカフェの入口などで見頃を迎えたあじさいを目にしました。
今回の旅の目的のひとつが「あじさい寺」と言われる明月院を訪れることだったので、期待は高まるばかり。
運良く雨上がりの午前中という絶好のタイミングで訪問できました。
入ってすぐ、山門に続く参道の石段をヒメアジサイが囲むさまは圧巻のひとこと。
お花に見惚れてなかなか前に進まない、既に大興奮です。
境内には藍色や薄紫、淡いピンク色など様々なあじさいが咲いていて、雨露がよりいっそう花びらを美しく際立たせていました。
訪れた人たちは皆、その姿を愛おしそうにカメラに収め、私もしばし撮影大会。
雨上がりの澄んだ空気と、人びとの熱気が対照的でした。
あじさいを堪能した後は、枯山水を見ながら休憩することに。
明月院はあじさいだけでなく、この枯山水や本堂の丸窓、
また、北条時頼の墓所や鎌倉最大といわれるやぐらなどの見どころがたくさんあります。
さらに6月と12月のみ特別公開される後庭園もあって入ってみると、今度は花菖蒲が見事に咲き誇っていました。
見晴台からの庭園も素晴らしいもので、12月の紅葉時はまた一段と美しいそうです。
ぜひ訪れてみたいものです。
明月院にお出かけの際は、あとの予定はあまり立てず、のんびり楽しまれるのがオススメです。 (U)
今月30日の火曜日営業いたします。