新しい季節の始まり、4月になりましたね。
新社会人や新天地で新たなスタートを切った方もいらっしゃるかと思います。
そんな4月の誕生石は見る人の誰をも虜にしてしまう、ダイヤモンドです。
ダイヤモンドという名前は、ギリシア語の adamas (征服されざるもの)に由来します。
その名の通り、地球上の物質の中で一番硬く、それでいてとても美しい宝石です。
身に付けるものに勝利と栄光をもたらし、不幸を防いでくれると昔から信じられてきました。
いかなる薬品によっても侵されず、どんなものによってもキズつけられることのないダイヤは、「身に付けることにより世界征服を成し遂げられる」という言い伝えのもと、インド、ヨーロッパの王族の御守とされていました。
そして中世に入りヨーロッパで研磨技術の革命が起きます。
それまで硬すぎて加工が難しかったダイヤに「輝き」がもたらされ、以降、多数の女王や貴婦人が身につけ華麗なる美を競い合うようになったのです。
ダイヤモンドの石言葉は 純潔・清純無垢・永遠の絆。
その強固な硬さから「壊れることのない変わらぬ気持ち」という意味を表し、無色透明の色合いは「純粋な愛」や「純白な花嫁」をイメージさせます。
このような石言葉から、永遠の愛を誓う恋人たちが身につける婚約指輪や結婚指輪にダイヤモンドが用いられるようになったと言われています。
また、ダイヤモンドの結晶構造は、物事を自分から進んで積極的に行い自らの力で取り組んで最後までやり抜く力を促す波動を生む、とも言われています。
ダイヤモンドには他の宝石にはない、多くの深い意味とパワーが秘められているのです。(U)