先日、お休みをいただき、京都へ行ってまいりました。平安神宮近くの京都国立近代美術館では現在、コンテンポラリージュエリーとは何かを紐解いてくれるような展覧会「ジュエリーは、誰を夢みる」が開催されています。専門学校ヒコ・みづのジュエリーカレッジの所蔵作品や、現代作家として活躍されている方々の作品など、あわせて約350点。思わず目を見張るもの、心をくすぐられるもの、そして作り手の発想や技術に感心させられるもの。さまざまな角度から心を動かされるジュエリーが並び、とても見応えのある展示でした。
会期は2027年1月17日(日)まで。京都へ行くご予定のある方や、これから旅をしたいなと思っているジュエリー好きの方には、ぜひおすすめしたい展覧会です。展示室はワンフロアでしたが、いろいろな角度から眺めたり、作品と対話するように鑑賞していると、あっという間に2時間が過ぎていました。
また、同じチケットで4階のコレクション展も鑑賞することができました。こちらでは、明治期に活躍した工芸家たちの素晴らしい技術に触れることができ、並河靖之の七宝作品なども見ることができます。お時間に余裕のある方は、ぜひこちらも。
ちょうど京都では、10月24日(土)から11月1日(日)まで、市内38か所のギャラリーなどを会場に「KYOTOOOOOOO JEWELRY 2026」も開催されていました。ジュエリー作家の方々を中心とした展示イベントで、美術館に作品が展示されている作家さんも参加されていました。日本ではまだ「コンテンポラリージュエリー」という言葉自体がそれほど馴染み深くない中、街をあげて多彩な作品に触れられる、とても興味深い試みです。京都ならではの素敵なギャラリーを訪ね、その合間には街並みを楽しみ、気になるお店に立ち寄り、美味しいものをいただく。ギャラリーを巡ることそのものが、京都という街を楽しむ旅にもなりました。色彩豊かな街を歩いていると、3日あっても足りないくらいです。
そして、アンティーク好きの私と同行者は、「アンティーク」という文字を見つけると、どうしても立ち寄らずにはいられない人たち。京都は日本の骨董品だけでなく、実は西洋のアンティーク家具や雑貨、ジュエリーなどにも街の至るところで出会える場所です。そんな街をふらふらと歩いていた結果、今回の旅で一番買ったものは、ヴィンテージのフォークとナイフでした(笑)きれいにお手入れをして、少し気合いを入れたディナーや、ご褒美のデザートをいただく時に使いたいなあと思っています。
古いものも、新しいものも。時代や素材、技法が異なっていても、作り手の想いや工夫が感じられるものには、やはり心を惹かれます。今回の京都では、ジュエリーが持つ表現の自由さや、手仕事の奥深さを改めて感じることができました。
そんな旅の余韻が残る中、TRANSHIP JEWELRYでも、作り手の技術と感性に間近で触れていただけるイベントを開催いたします。
GERMEDEUR POP UP
2026年11月7日(土)〜15日(日)
GERMEDEURは、古代の建造物や世界の神話などからインスピレーションを受け、伝統技法と現代の感性を織り交ぜたジュエリーを生み出しているブランドです。今回のPOP UPでは、GERMEDEURの多彩なコレクションをご紹介するとともに、TRANSHIP JEWELRYとのコラボレーション作品も発表いたします。
また、会期初日の11月7日(土)・8日(日)は、GERMEDEURのデザイナーが在店。日本の伝統技法である布目象嵌の実演を予定しております。作品が生まれる背景や、細やかな手仕事を実際にご覧いただける貴重な機会です。京都でさまざまなジュエリーに触れ、改めて感じた、作り手の表現する世界の面白さ。ぜひ皆さまにも、店頭でその魅力を楽しんでいただけましたら嬉しいです。
イベントの詳細はこちらからご覧ください。
(K)
TRANSHIP JEWELRY
〒150-0001
東京都渋谷区神宮前4-13-6
TEL:03-5770-4114
営業時間:11:00~18:00(定休日 火・水曜日)