戦前からほとんど変わらなく庭にある黒松。
15年前に93で亡くなった祖父、孝作の自慢の松である。
建替えで場所は少し移動したものの、立ち姿はほとんど変わらない。
この庭木の手入れを年一回お願いしているのが、庭師の小野勝己さんです。
水曜日、年一回の剪定が行われました。
風が急に冷たくなった師走、
鯉口、腹掛、地下足袋を身にまとい、夕日の中、ハシゴに登る小野さんの立ち姿を見ると、
今年も終わり、新しい年がすぐ来ることを実感します。
師走の当家の変わらない光景です。
48、年男の年にジュエリー店をオープンさせました。
これからは、この松のように表参道の裏路地にどっしりと根を張り、
本物で飽きのこないジュエリーを揃え、お客様のご来店をお待ちしようと思います。(O)