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1月の誕生石ガーネット 柘榴石

1年で最も寒いとされる大寒の時期に入ってきました。
今日も外は冷やっとした空気に包まれています。
あたたかい飲み物がじんわり身にしみますね。

1月の誕生石、ガーネット。
赤ワインのような赤が印象的な宝石です。
主に濃赤の丸い結晶が集まった状態で産出しザクロの実に似ていることから和名では柘榴石(ざくろ石)と言われています。
赤いイメージが強いのですが、実は橙、褐、黄、緑、黒など色は多彩にあります。
ガーネットはダイヤモンドと同じ超高温、超高圧の条件下で生成される為、ダイヤモンドと一緒に見つかることが多いそうです。
時にはダイヤモンドの結晶の中に含まれてたり…
ダイヤモンドを探す指標として利用されることがあります。

誕生石は国々で少し違ったりすることがありますが、ほとんどの国で共通しているのが1月の誕生石のガーネットです。
ガーネットは古代からお守りとして重宝され、最も古い宝石と言われています。
宝石の元祖として1月の誕生石に選ばれているそうです。

ガーネットの人気が出始めたのはヘレニズム時代。
中央アジアまで東方遠征したアレキサンダー大王は、インド産のガーネット気に入りを自国まで持ち帰ったとされています。
中世ヨーロッパ時代には、血を思わせるような深い赤色から絆の象徴として、王家の紋章に使われたり、古代エジプトやユダヤの伝承の中でも強力な御守として扱われたという記述が残されています。
旧約聖書の中で、ガーネットは四十日四十夜続いた大洪水の中、ノアの箱舟で灯火の役目を果たし、暗闇に明かりをもたらしたと言われています。
古くから世界各地で『神聖な石』として崇められ、様々な言い伝えや物語が伝承されています。

また、情熱的な色から実りの象徴とされるガーネットは、コツコツと積み上げてきた努力の成果を実らせ、成功へと導いてくれる石。
恋愛では、大切な人との不変の愛を誓う石として知られています。
古い言い伝えでは、大切な人との別れに再会の誓いとしてガーネットを贈り合い、別れ別れになってしまった人との絆を結び、再会の機会を与えてくれるともいわれています。
とてもロマンティックな伝承が残されている石ですね。
永遠に変わらぬ愛の象徴。
ぜひ大切な人に贈っていただきたい宝石です。(M)

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