• ALL

ジャコメッティ展/ALBERTO GIACOMETTI 

こんにちは。

9月になりましたね。なんだかすっかり秋の気候。ちょっぴり着るものに悩まされたりしています。

そんな秋空の中、国立新美術館での『ジャコメッティ展』に足を運んできました。

キュビスム時代の作品から、弟のディエゴ、有名な犬の彫刻、亡くなる直前まで取り組んでいたという作品まで、とにかくたくさんのジャコメッティの作品を見ることができました。

対象物の内面にまでぐーーーっと入り込み、余分なものを削ぎ落とし、彼の目に映るその対象物の見えるまま、ありのままの姿を追い求めていったジャコメッティ。彼の提唱する引き算の美学は、どこか日本的であり、その作品達は、とてもモダンで、ポーズは静かに立ち尽くす物が多いのにもかかわらず、エネルギーに溢れ、まるで命を持っているかのような躍動感を持っていました。

素晴らしかった。本当に良い展覧会でした。

こういった感覚や体験はジュエリーのデザインのインスピレーションになったり、日々の活力になったりします。同時に、美しいものを観たり、感じたりすることは、私にとってはとても大切な時間で、ストレスの解消にも繋がったりします。

こういった時間を日々、捻出しては満たされて、納得のゆくデザインを生み出しているわけです。

皆様はどんな風にご自身を高めてらっしゃいますか?

(e)

関連記事

TOP